弁護士紹介
尾﨑 彰俊
- おざき あきとし
- 弁護士登録年度 2012(平成24)年
- 生年 1983(昭和58)年
取り扱った主な交通事故事案
- 事故で脛骨骨折などの傷病を負った女性について後遺障害12級が認定された事案
- 事故で右骨盤骨折などの傷病を負った女性について後遺障害12級が認定された事案
- 事故で左大腿骨軟骨損傷を負った女性について後遺障害14級が認定された事案
その他、人身、物損事故事案の取扱い多数
解決の一例
弁護士の介入により保険会社提示額の2倍以上の賠償金を獲得した事例
事案の概要
被害者(女性)は、交差点付近で加害車両に衝突された。その結果、左大腿骨軟骨損傷などの傷害を負った。保険会社は130万円程度の示談金しか提示しなかった。
解決方法・内容
当初、保険会社は、被害者の休業損害を認めていなかった。
家事従事者については、賃金センサス第1巻第1表の産業計、企業規模計、学歴計、女性労働者の全年齢平均の賃金額を基礎として、家事労働に従事できなかった期間についても休業損害が認められる(最判昭50年7月8日)とされている。
このこと等をもとに、交渉をおこなった結果、既払金40万円の他に約350万円を支払わせるという解決に至った。
ポイント解説
保険会社は、家事従事者の休業損害については、全く検討していなかった。弁護士の介入によって、この点を交渉し、休業損害だけでなく、逸失利益についても獲得することができた。
所属歴のある主な団体、組織
- 労働と社会保障に関する委員会(京都弁護士会)
- 日本労働弁護団
- 過労死弁護団